感じたことのない口溶けと、心地よい後味。そして、ほっとうれしい満足感。昨年出会ったチョコレートブランド『HITOKUCHI』との暮らし。この連載では、毎日を楽しくしてくれる“ひとくち”のチョコレートと、そんなチョコレートを味わう何気ない“ひととき”を紹介しています。今回は、販売イベントでもすでに大人気だという新商品「ひとくち不知火フルーツチョコレート」を。
中前結花(なかまえ ゆか) エッセイスト・ライター。兵庫県生まれ。 『ほぼ日刊イトイ新聞』『TBSラジオ』ほか多数の媒体で、日々のできごとや音楽、お笑いについて執筆。 趣味は、読書とコーヒーと甘いもの。 >Twitterはこちら
なにと一緒にたのしもう
これまで、「甘いものはコーヒーと」とどこか決め込んでいたのですが、先日たっぷりのミルクを注いだ紅茶とチョコレートを一緒にいただいてからというもの、すっかりその味わいの虜(とりこ)に。
今回ご紹介するのは、新しく発売されたという「ひとくち不知火フルーツチョコレート」なのですが、柑橘系の風味とミルクの相性はどうでしょうか?
「不知火(しらぬい)」ってなに?
そもそも「不知火(しらぬい)」とは、どんなものでしょう。すこしサイズの大きい柑橘類だということは知っていましたが、実際に口にしたことがあるかどうか……。
ところが調べてみると、「ミカン」の一種で、「不知火」の中の一種があの「デコポン」なのだそう。それなら何度も食べたことのある、大好きなくだものでした。
あの歯ごたえと、じゅわっと広がる甘みと酸味がとても好みです。
クリーミーなコーヒーと
さっそく、あたたかいコーヒーに生クリームを溶いて、一緒にいただいてみることにします。不知火と重なる風味がとてもたのしみです。
そして袋から取り出してみると、カカオ70%のダークチョコレートが使用されているせいか、濃いめのチョコレート色が美しく、果肉の形そのままのような不知火フルーツチョコレートが。じゅわっと早く噛み締めたい気持ちでいっぱいになります。
さわやかな甘酸っぱさ
大きいものは、耳ほどのサイズでインパクト大。厚みからも、そのままの不知火の実がぎゅっと閉じ込められていることがわかります。
そして、口に運びます。
かじった瞬間、じゅわっと広がるみずみずしくて甘酸っぱい、あの不知火の味わいと香り。歯ごたえも「ズチッ、ズチッ」と何度も噛みしめたくなるこの感じ。
うまく伝わるでしょうか……。
実は使用されているのが、「不知火のドライフルーツ」ではなく「不知火のセミドライフルーツ」なんだとか。
特製の蜜に漬け込んだあと、35度の低温でじっくりたっぷりと2週間かけてつくり上げられているとうかがい、「なるほど」とこの食感に納得しました。
チョコレートはもちろんミルクコーヒーとの相性もよく、意外にもミルクが甘酸っぱさをさらに引き立ててくれ、うれしいペアリングでした。
白ワインとの組み合わせもおすすめ、とのことなので次回試してみたいと思います。
“考える作業”のお供に
程よい歯ごたえと柑橘の刺激は、仕事のちょっとした休憩にもぴったりです。コーティングしている上品なチョコレートの甘さも同時に味わうことができるので、頭を使う作業のお供としても心強い味方ができた気分です。
■今日のチョコレート■
>ひとくち不知火フルーツチョコレート公式通販ページはこちらから
まずはメール登録・公式LINEフォローで限定500円OFFクーポンゲットがおすすめです。